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糸の見えない操り人形?

宮城県の最有力紙と言えば言わずもがな、河北新報。はっきり俺に言わせてもらえばつまんねえ新聞ではあるのだけれど、とりあえず購読する新聞を決められる立場にない被扶養者である俺はとりあえず読んでいる。親もつまらないと言ってるが。

共学化問題に関して、この新聞の夕刊(購読してない)に先日こういう記事が載った。前のエントリーのコメントにももらったが、12月1日河北新報夕刊・宮城県知事選 「共学反対」でチェーンメール

10月23日に投開票された宮城県知事選の運動期間中、仙台市内で共学化が予定される県立高校生の携帯電話に、知事選の投票に関するチェーンメールが回ったことが分かった。「一律共学化を見直す候補に投票するよう努力しよう」と呼び掛ける内容で、生徒の間では親に働き掛ける動きも見られた。最初の発信元は分からないが、共学化に反対する高校生がとった行動との見方が強い。

もしもこの記事が三面記事だったり、小さな県内記事だったならばわざわざエントリーを書きはしない。というのも、この記事はそれなりのメイン紙の夕刊1面にデカデカと扱われたのである。しかも、知事選期間中ないし直後ならばまだしも、もう1ヵ月以上経った今、このような扱いをする意味が分からない。そこで、いささか穿った見方をしてみたいと思う。

参考:
記事のでかさの写真あります。赤枠で囲った方がこの記事で、緑が「広島小学生殺害」水色が「地上デジタル」です、ちなみに。大体後者二つを足したくらいです。モザイクは広告で、上がパチンコ屋・下が仙台銘菓白松がモナカ(笑)

河北新報は、普段は大人しい羊のような姿勢であり反体制的な事は載せないのだが、時折若干過激なことを書いてみたりする妙な新聞である。また、これ迄の前県知事・浅野氏の革新主義を現・村井氏は取らない傾向にあるようだ。加えて、この記事の中見出しが「公選法議論に影響か?」となっていた。しかも、この日は地上デジタル放送開始(しかも同社と東北放送テレビは繋がっている)・広島の小学生殺害など他に項目はあるはずなのにも関わらず差し置かれた。

以上の事から推測すると、中見出しの作為性(記事中では公選法に触れないと選管のコメントを載せている)から思うに、「村井氏は高校生を選挙利用している」「村井氏の共学化見直しは集票活動 の一環だ」と思わせたいような左翼的勢力の手がひょっとするとバックグランドにないとは断言できない。

ここで、タイトルにもしているが、そのような反村井的な人やそうでない勢力や、様々な表面化しにくい行政政治思想の現化に高校生現役が知らず知らずのうちに操られてしまう危険性を孕んでいる問題がこの宮城県共学化問題であろう。この記事自体には共学化賛成・反対両派に対する効力は一切ないが、裏で蠢く物があってもおかしくない、そういうことである。

まあ勿論、この記事が載った1面の場所にはかつて仙台二高応援団消滅の記事が載ったりしたこともあるし、下らない記事をさも大事のように扱う馬鹿さも孕んでいる新聞なので、そう深みのあることでもないのかも知れない。

因みに、ブログ「茶畑短期大学」の今日のエントリーに推測がありますが、一高の応援団ではないと友人が申しておりました。

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